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●苦労した橋の工事

この度、当社で購入した土地は接道する公道の間に幅2~3m、深さ3m位の小さな堀がありました。町営の雨水などを流すコンクリート製の堀です。そこに4m幅の橋を架けませんと宅地の接道義務が果たせず、建築許可がおりません。

建物工事には10トン以上の大型車両が通りますので、小さいながらもきちんと構造計算をし、しっかりした橋を架けなければなりません。

 

「初めての橋の工事」

 当社も橋の工事は初めてでしたので、日頃お付き合いのある地元の建築会社に相談しましたところ、橋の工事は特別な工事で仙台でも施工可能な会社で数社しかないとのことで辞退されました。

仕方なく、お役所に相談に行き、過去に施工実績のある工事会社を教えてもらいに行ったのですが、ここ30年位工事がなかったとのことでお役所でも紹介はしてもらえませんでした。困り果てていたところ、たまたま当社で売買を行う際に必要な、建物診断をお願いしている設計会社に相談しましたところ、なんとかやってみましょうとのことでお願いすることにしました。県の土木事務所、地元役場の建築課、上下水道局など何度も通い詰めやっと橋の工事を進めることができました。

 

「立派に完成」 

橋はきちんと構造計算をし、既存の橋に負担をかけることのないように少しクリアランスをとり無事に立派な橋が出来上がりました。設計会社、工事会社もきちんと仕事をして頂き周辺では見かけないほどの立派な橋になりました。小さいながらも600万円以上の工事でしたので名前を付けたくなりました。

    この堀に橋を架けます。

両岸にしっかり基礎を作りコンクリート製の橋板が乗りました。

   立派な橋が出来上がりました。


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