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●1軒家 一人暮らしの老人の死

この方は奥様に先立たれ、貸家に一人暮らしをしていたお年寄りの方です。

しばらく姿を見かけないのでご近所の方の連絡で、娘さんたちがお部屋に入ったところ、室内はゴミ屋敷のようになっており、ごみの中の一部だけ少し隙間があり、そこのコタツに入ったまま亡くなられていたようです。

 

「中学校の英語の先生」

この方は中学校の英語の先生をしていた方のようで、生徒さんたちからも慕われとてもいい先生だったそうです。ただ、身の回りに無頓着な少しだらしない先生でもあったようです。

業者さんに依頼し、家財やゴミをトラックで何台も処分したようですが、永年の染みついたゴミの匂いがなかなか取れない状態でした。

 

「現れたおじいちゃん」

大家さんよりお祓いのご相談を受け、当社でいつもお願いしている大國之宮さんに依頼しました。我々が当日お宅の横に車を横付けし、祭壇の道具などをおろし準備のお手伝いをしていますと、大巫女さんが「今、サンダルを履いてパタパタと歩いておじいちゃんが来てますよ。」と言うではありませんか。

我々が驚いてその方向を見ましたが、何も見えません。音も聞こえません。大巫女さんが言うには、このおじいちゃんは髪はボサボサで鼻眼鏡をかけてじっとこちらの作業を見つめているとのこと。ご自分の家がまだ心配だったのでしょう。

娘さんたちにお聞きしますと、きっとおじいちゃんに間違いないとのことでした。

ご一緒した娘さんたちとともに、室内の一番広い日当たりの良い居間に祭壇を飾り、おじいちゃんが無事に霊会に旅立てるように懇ろにご祈祷して頂きました。

 

「ひどい匂いが消えた。」

家の水回りやトイレ、各部屋をていねいにお祓いして頂き、お庭も隅々までお酒、塩、お米をまき清めました。

お屋敷の内外がすっかり清められ空気も清々しくなってまいりますと、不思議なことにあれほど強い匂いが全くしません。ご一緒した娘さんたちも顔を見合わせ、驚かれていました。世の中には科学で説明できない不思議な出来事があるものです。