
【現在は高齢者よりも若年層の方が多い!】
だいぶ前より、公団や災害公営住宅などの孤独死問題が、話題として様々なメディアに取り上げられております。賃貸アパート、マンションにおきましても、徐々に増加していく傾向にあります。
一般的には高齢者の孤独死問題が多く取り上げられておりますが、賃貸アパート・マンションにおきましては、当社の事例では高齢者の孤独死が0件であるのに対し、30代~50代の方の事例が7~8件ありました。すべての例に共通していることは、皆さん全員が精神的疾患を持ち、働くことが出来ず生活保護を受けておられる方々でした。他のほとんどの方は問題なく生活していますので、当社としましては今後とも対策を考えながら、積極的に生活保護者も受け入れていきたいと思います。
賃貸アパート・マンションで孤独死などの問題が起きますと、その部屋はもちろん最悪の場合、アパート・マンション全体に影響が及びます。
病気などで人間が亡くなるのは、自然の摂理ですのでやむを得ませんが、そのまま誰にも知られずに放置されたままの状態が問題となります。心不全などにより、急になくなられる方もおりますが、ほとんどの場合意識が無くなってから、数日は存命している例がほとんどです。その間に、発見することが出来れば直ちに救急車を手配し、救命することが出来ます。
近隣の方からの不審情報や,民生委員さん、ケアマネージャーさんなどからの安否確認
情報などで、助かった例も多くあります。当事者が意識が無くなり、身動きが取れなく
なってから、なるべく早く異常を知る手段が必要になります。
現在、警備会社や電子機器メーカーなどから様々なシステム、製品類が売り出されており、当社でもいろいろ検討をしてまいりました。一般的に警備会社のシステムは高額になります。
初期費用が安く、ランニングコストも安い機器類の情報を数年前から探しておりましたが、意外なところから一番適当と思われるシステムが売り出されておりました。
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