
・・・この世で思うようにならないのは我が子と税金!・・・
不動産を売却するとき、買った時より高く売れた場合には不動産譲渡所得税が掛かります。
ところが、買った時より安く手放したのに譲渡所得税が掛かる場合があります。
建物の場合、購入時より年数が経過しますと減価償却が行われます。つまり建物価格が下がっていくわけです。当然、固定資産税もだんだん下がっていきます。
例えば、3000万円で購入したマンションが2500万円で売却した時、500万円安く手放したと思いますが、その間に減価償却が1000万あったとすれば、単純計算計算で500万円の利益が出たことになり、課税対象になります。
≪減価償却費の計算式≫
(建物の取得価格×0.9×償却率×年数)
償却率とは
木造 0.031 鉄骨(鉄筋)造 0.015
3000万円のマンションを20年後に手放したとした場合の減価償却費は
3000万円×0.9×0.015×20=810万円・・・・となります。
売却が2500万円であれば310万円の売却利益が出たと評価されます。
5年以上の長期譲渡所得になりますので税金は20%・・つまり310万円の20 %,62万円が 譲渡所得税になります。
・・・安心できないのが我が子と税金・・・
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