
ーー幼い御霊の御前に供えられた小さな肌着!ーー
3月21日春分の日、春の御(み)霊(たま)慰(い)霊(れい)祭(さい)並びに水子供養祭には沢山のお供え物が霊前に供えられました。
そのほとんどは幼子や水子へのお供え物で、各地の母親から郵送されてきたものです。じつは春の慰霊祭の案内状を発送した後のことでした。突然大神様よりご神託が降ろされ「この宮にお預かりしている水子は肌着のない子が多い。して水子の数の肌着を供えてあげるように・・・」との慈悲深いお言葉を頂いたのです。
急きょ皆さまにお伝えしたところ、次々に肌着や可愛い洋服、お菓子やお小遣いまで添えてのお荷物が届き始めました。
どの荷物もていねいに包まれておりました。どんな思いで肌着を買い、どんな思いで包んでそして宛名を書いたのでしょうか。
私たちは多くの神様に守れ生きていますが、その中でも私たちにとって一番近い神、それは母親です。母の子を思う心は、神様の広大無辺の慈悲の御心と同じ深さ広さのものでありましょう。
神前に手を合わせ祝詞(のりと)を申し上げ、慰霊神事を執り行う中、お供物に託された母の思いが万感胸に迫ってくるのを感じ一心にお取り継ぎ致しました。
この日、供養を受けられた幼子や水子の御霊たちは多くのおみやげを手に、心も和やかに霊界へと戻っていかれたことでしょう。
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