
◆とても親思いの息子さんがお父さんをお連れして見えられました。前年亡くなられた母の御供養と併せて、母を降霊してもらい父親と再会させてあげたいとの願いでした。懇ろに慰霊祭をご奉仕した後、奥さんの御霊をお呼びいたしました。再び愛妻に会えることができたお父さんは、嬉しく会話を交え、ただただ感激のご様子でした。ところで、後でわかったのですが、この時息子さんにも大きな変化が表れたのです。
この息子さんは、学生の頃、サイパンでスキューバ・ダイビングをして以来、なぜか頭痛持ちとなり、いつも頭から首筋にかけて不快な痛さに悩まされておられたというのです。そこで霊界透視をして見たのですが、その海で戦死したアメリカ兵が迷妄の霊となって、彼に憑いているのが分かりました。お母さんの慰霊祭に併せて、その霊魂の鎮めをも執り行いました。いろいろと初めての経験をされたお二人は丁寧な挨拶をなされ、お帰りになられましたが、その次の日息子さんから電話が入りました。
10数年間悩んでいた例の頭と肩の不快な痛さがすっかり消えたとのことでした。彼に憑いていた霊魂を神々が清め、さらに亡きお母さんの、子を守る愛の力が加わって、彼からアメリカ兵の霊魂を幽界へと送りだしたからだと分かりました。
コメントをお書きください