●給水管ピンホールによる漏水事故

築30年ほど経過したマンションですが、2~3年ほど前から水道管のピンホールが発生しそこから漏水が起きるようになりました。

当時は給水菅に銅菅も使用していた様です。

銅は性質上、年数が経過すると劣化してきて1ミリ程度のピンホールが空くようになってきます。

給水菅は壁の内側や床下に配管されているので、ピンホールの場所を探すのは大変です。ある程度見込みを付けて、壁を抜いたり、床板を開けて調べることになり、大工さんと水道工事業者の両方の出番になり、金額も大きくなります。ユニットバスの下に配管されていた場合には、ユニットバスを解体して修理をするときもあります。軽く7~80万を越える大工事になってしまいます。

場所から推測して洗濯機の床を空けてみました。残念ながらこの下ではありませんでした。

更に廊下の下側が疑われたので廊下の床を空けてみました。この下が濡れていたのでこの場所が一番可能性がありました。

銅管の被覆を剥がしてみますとこの管の周りがびっしょりと濡れていました。

被覆を剥がしたところ、ピンホールから水が勢いよく噴出しておりました。


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